DrugstarDrive開発秘話
2024.03.15
\ 開発者にインタビュー! /
DrugstarDrive
製品開発にあたり 開発メンバーの想いをご紹介いたします。
システム開発部 部長
松本 卓也
医療機関のDX化を推進するクラウド薬歴や、チェーン薬局本部向けBIツールなどEHRサービスを展開。患者視点を取り入れた薬剤情報提供システムや、非接触型アンケートなども手掛ける。
「いつか自分や家族が患者になる日が来る」
私たち東日本メディコムのシステム開発部で、いつか自分や家族が患者になる日が来る、家族や自分が使うことをイメージして開発していこうと常に話し合ってきました。
今後は例えばioT連携により、患者さんのリアルタイム情報の取得や検査値などエビデンスに基づいた継続フォローなど医療従事者の皆様の省力化に加え患者サービスを両立させる、より効率的、より便利な地域包括ケアシステムの構築、運用をしていきたいと考えています。
また、東日本メディコムは全社を挙げて医療ICTの頼れる「かかりつけ企業」を目指しています。
レセプト請求・薬歴の記載要件・算定用綱、さらにオンライン化の進む医療インフラへの対応、レセ電算のネットワーク疎通やセキュリティチェック、H/W トラブルの切り分けやシステム監視など、私たちは商品を販売するだけではなく様々な専門家を配備し、導入後のサポートも一括で対応できる体制を構築しています。
最後に最前線で働かれている医療従事者の皆様、患者さんはもちろん
ご家族も含め支えるすべての皆様のお力になれるよう、日々精進してまいります。
システム開発部 副部長
坂本 崇
システム 成長開発の促進、新技術の調査・研究を担当
「数歩先の課題に着目することが大切」
―どんな仕事をしているか?
坂本:商品の成長開発の促進、新技術導入の調査検討をしております。
―プロダクトの開発で気を付けていることは?
坂本:現場運用はユーザー(医療機関・薬局)によってさまざまなので、運用にマッチできるよう汎用的な機能設定を心がけています。
―他社にない独自性を企画するポイントは?
坂本:今現在の問題だけでなく、数歩先の課題に着目するようにしています。
―仕事をしていて喜びを感じる瞬間は?
坂本:自身が考案して設計した機能や商品、それが最寄りの薬局のカウンター越しに
その画面が見られたとき、あるいは家族からその画面を見えたといっている話を聞いたときにうれしく思いました。
かなり前になるのですが、訪問服薬指導の支援機能が他社にはなかった、アンケートから薬歴から報告書のフローを考案してそれが現場で役に立ったと聞いたときはうれしく感じました。
―医療従事者さんの取り組みで感動したことは?
坂本:何年か前の学術大会のポスター展示で見た 食事療法で便秘薬の減薬を行っていたある薬局さんのポリファーマシーの取り組みです。
―医療業界にどう貢献したいですか?
坂本:特に電子処方箋の仕組みを利用し、医師・薬剤師間の情報連携を効率化できるようプロダクトを提供していきたいと考えています。
―LLM(大規模言語モデル)を活用した製品開発について
坂本:chatGPTの使い方として、テーブルトークRPGを実現している人がいました。
そこで、大規模言語モデルとは、自然言語でプログラミングはできるものという認識を得て、ユーザーの自然言語による業務アプリケーション操作という着想に至りました。
今後マイクロソフトからwindows Copilotやoffice copilotなど自然言語操作できる製品・サービスがリリースされ一般的になると思いますが、ユーザーと同じ情報モデル服薬管理業務や薬局の業務、それと同じ情報モデルを持つ電子薬歴の業務アプリケーションほど自然言語操作の威力を発揮すると考えています。